Web制作初級者は、なかなかキツイです。
公式のバージョンアップ方法
EC-CUBE本体のバージョンアップ | EC-CUBE 開発ドキュメント
こちらが、公式のバージョンアップ方法です。
ページを開くだけで、大変なのが分かります。
ファイルの差分など情報が丁寧に書いてあるので、この通りに行えば、間違いないと思います。
しかし、このページが更新されないとバージョンアップできないのも嫌ですね。
そんなわけで、GitHubの公式のリポジトリから、バージョンアップの管理をしてみました。
GitHub – EC-CUBE/ec-cube: EC-CUBE is the most popular e-commerce solution in Japan
GitHubリポジトリからバージョンアップ
公式のGitHubからCloneして、プロジェクト用にブランチを切り、普通に作業するだけです。
$ git clone https://github.com/EC-CUBE/ec-cube.git repository_name $ cd repository_name $ git checkout -b project_name
SourceTreeを使うのも良いです。
あとは、開発を進めて、公式リポジトリが更新されたら、自分のプロジェクトにマージします。
そこで起きた問題とは?
これでバージョンアップが済めば楽なのですが、そんな簡単にいかないのです。
公式のドキュメントを読むことになります。
マイグレーションの問題
マージしただけでは、データベースをバージョンアップすることができません。
バージョンアップするためにマイグレーションが必要です。
サイトからマイグレーション
http://インストール先/install.php/migration
コマンドラインからマイグレーション
$ php app/console migrations:migrate
また、マイグレーションファイルが不完全な時があるのか、上手くできない場合がありました。
直接SQLを実行して解決しましたが、かなりドキドキします。
テンプレートファイル更新の問題
もとのテンプレートファイルを利用して、レウアウトを修正していると、このファイルに更新がかかった場合、目視で修正しないといけません。
公式のバージョンアップのドキュメントを見ると、わかるように書いてありますが、カスタマイズした範囲が大きいと大変だと思います。
本番への更新の問題
ローカル開発環境で、無事バージョンアップできても、本番環境にもバージョンアップしないといけません。
前の記事で、Deployerのことを書きましたが、デプロイ環境も一緒に構築しないと、実用的ではありませんでした。
まとめ
どの方法を選んでも、いまのところ、コツコツを頑張るしかありません・・・。
早く自動バージョンアップがつくと良いですね。
また、Gitを使いこなしたり、サーバーなどのインフラを調整しないといけないので、ハードルが高い気がします。
そのうち、2から3へバージョンアップの方法について、書きたいと思います。
では!
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